昨日のLycee大会に付き合ったら風邪ひきました(挨拶
風邪薬+ビタミン剤で回復を図りつつも、熱が下がらなくてダルいです。

さて、前回のお題である「天敵」ですが、ズバリ「プロテクション:白」です。
これは各種単色デッキでは常に考えておかなければならない要素ですし、実際白単ウィニーでもプロテクション赤、緑、黒と恩恵にあずかっています。

現環境で使われる問題のクリーチャーは《ファイレクシアの十字軍(MBS)》で、プロ白&赤、感染、先制攻撃とまさに「天敵」です。
特に各種剣や《殴打頭蓋(NPH)》を背負われるとあっという間に毒死してしまいますし、先制攻撃があるためちょっとやそっとじゃ相打ちすら取れません。

一般的なプロテクションへの対抗策は、
・2色以上のデッキ構成にする。
・プロテクションにかからない除去を準備する(審判の日、黒頂点など)。
・アーティファクトを使う。
・無色のダメージソースを準備する。

などなどですが、白単ウィニーという特性上、色を増やしてデッキを不安定にはしたくないですし、全体除去も使いにくいため個別対応できる方法は多くありません。
有力なのは・・・

・《四肢切断(NPH)》
 テンポも崩れずベストな解答。でも4枚では引けないことも。
・《刃の接合者(NPH)》
 3/3先制攻撃ゴーレムで一方的に勝てますが、相手は十字軍を防御に廻して剣待ちモードに。引かれる全ての剣を折るのは大変です。
・《流砂(WWK)》
 攻撃されれば-1/-2で沈められますが、接合者同様に剣待ちモードに。また2ターン目WWが必須のデッキに無色マナソースを増やすのは得策ではありません。
・《漸増爆弾(SOM)》
 カウンター3つ溜めるのに時間がかかり、自分の《ミラディンの十字軍(MBS)》も巻き添えに。
・《ファイレクシアの変形者(NPH)》
 コピーして睨み合いには持ち込めますが、根本解決は難しい。
・《脆い彫像(M11)》
 5マナかかるが後腐れなく追放できます。

他に、軸をずらして(飛行など)で先に削りきる、ライフ差をつけてしまって防戦一方にさせるなどの戦略もあります。相手も3マナなのでライフ差をつけるのは難しいですが・・・

このデッキはメイン白単(アーティファクトなし)、サイド後にアーティファクトで奇襲することをコンセプトにするため、次のような対応を取りました。

・メインに《四肢切断(NPH)》3枚
 《ファイレクシアの十字軍(MBS)》対策で4枚入れたいところですが、赤単とのマッチアップを考えると3枚引く可能性は下げたいので3枚に留めました。
・メインに《エメリアの天使(ZEN)》1枚
 若干重いですが、軸を変えて殴れるクリーチャーを投入。対コントロール戦においてガス欠を避ける目的もあります。
・メインに《刃砦の英雄(MBS)》1枚
 こちらも重いですが、ライフを逼迫させて殴れなくする戦略。《清浄の名誉(M12)》と組み合わせるとブロックし続けられても3回殴ってトークン6体の計算になります。こちらも対コントロールの消耗戦対策を兼ねてます。
・サイドに《脆い彫像(M11)》3枚
 追加のクリーチャー除去であった《未達への旅(ZEN)》を対策できるこのカードに変更。他のターゲットは緑タイタン、ワームとぐろなど。

次回はFinals予選の結果報告の予定。
ローグデッキを踏みませんように(お前が言うな)。

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