白単のサイドボード後を考えてみる
2011年9月1日 TCG全般これが奥深い(挨拶
1本目でデッキの方向性を見せる以上、2戦目はウィニー対策となる全体除去カードがサイドから投入されることが想定されます。例えば・・・
・審判の日
・紅蓮地獄
・金屑の嵐
・黒の太陽の頂点 などなど・・・
また、ファイレクシアの十字軍や戦争と平和の剣がプロテクション白の恩恵を受けるので投入される可能性があります。
こうした自明なサイドボードですが、赤のダメージはプロテクションでかわせるものの、白と黒はどうしようもない。クリーチャー展開スピードを落とさなくてもダメージ速度は落ちてしまいます。結果として、
1.相手の勝ち手段が間に合ってしまう(双子、ヴァラクート)
2.盤面を制圧される(Caw-Blade、青白コン、青黒コン)
3.相手に有利なリソースだけが残る(Caw-Blade、殻、ヴァラクート)
4.サイズ差で負け始める(緑白ビート、殻デッキ、ヴァラクート)
こうなってしまうと低マナ速攻デッキでは勝ち目がないので、これらへの対策がサイドボードから必要になるという結論になります。
1.相手の勝ち手段が間に合ってしまう
この対策は流されない強化リソース(清浄な名誉)から再度クリーチャーを連続展開してプレッシャーをかけるしかありません。双子は特殊な相手で「コンボ成立」を阻害するリソースを並べつつインスタント除去を構える展開になります。
2.盤面を制圧される
これらのデッキでは全体除去が4マナ程度と重いため、返しのターンで相手が致命的となるリソースが展開できるかどうかが鍵になります。マストカウンターをサイドボードから増やすのが重要です。
3.相手に有利なリソースだけが残る
こっちは「そのリソースを壊す」ことで相手の勝ちを遠くしながら粘り強く再展開することになります。運が良いことに白という色はクリーチャー、エンチャント、アーティファクト、プレインズウォーカーには比較的簡単にアクセスできる色なので、それらのカードをサイドボードから積み増すことになります。
4.サイズ差で負け始める
中~重量級のビートデッキ相手だと、ただ再展開するだけではサイズ負けすることは明らかです。ピン除去も相手の数が多いと効果は限定的で、2戦目以降にもっとも苦手とする展開になります。サイドボードからは大型クリーチャーやクリーチャー強化装備を投入することになります。
そして、現段階の暫定サイドボードはこちら
3 存在の破棄
3 天界の粛清
3 倦怠の宝珠
3 饗宴と飢餓の剣
3 ファイレクシアの変形者
破棄、粛清は相手の勝ち手段を「追放」することができる良カードです。これでエンチャント、アーティファクトにタッチできるカードが60枚中10枚になりますし、粛清は双子コンボを止めることができる貴重なインスタントです。
宝珠は双子、ヴァラクート、殻、CawなどのTier1デッキに効果があります。
・双子:詐欺師の総督トークンからアンタップできません。
・ヴァラクート:緑タイタンから土地が出ません(殴られるとアウト)。
・殻:多くのクリーチャーで戦場投入誘発ができません。
・Caw:鷹が増えません。
残念なのはこちらの「レオニンの遺物囲い」も動かなくなることです。
緑黒剣はそれ自体のポテンシャルが高く、全体除去の返しで出せるとその後のクリーチャーがほとんどマストカウンターになります。また、プロテクション緑があるため緑の大型クリーチャーにサイズ負けした場合にも、装備の付け替えをしつつダメージを刻むことができます。1本目でアーティファクトを1枚も見せないので相手の警戒が緩むことも期待しています。
変形者はある種「ジョーカー」的な存在です。Cawの剣をコピーしたり、双子の呪文滑りをもらってきたり、ヴァラクートの緑タイタンをコピって地盤の際を2枚引っ張ってきたり、従者+遺物囲い+変形者で無限ライフを得てみたり。普通に相手のデカブツと睨み合ったり、状況は少ないですがレジェンド対消滅なんかもあります。
サイドボードにはもう少し別のアプローチもありますが、それは今週末の富士登山が終わってから。
1本目でデッキの方向性を見せる以上、2戦目はウィニー対策となる全体除去カードがサイドから投入されることが想定されます。例えば・・・
・審判の日
・紅蓮地獄
・金屑の嵐
・黒の太陽の頂点 などなど・・・
また、ファイレクシアの十字軍や戦争と平和の剣がプロテクション白の恩恵を受けるので投入される可能性があります。
こうした自明なサイドボードですが、赤のダメージはプロテクションでかわせるものの、白と黒はどうしようもない。クリーチャー展開スピードを落とさなくてもダメージ速度は落ちてしまいます。結果として、
1.相手の勝ち手段が間に合ってしまう(双子、ヴァラクート)
2.盤面を制圧される(Caw-Blade、青白コン、青黒コン)
3.相手に有利なリソースだけが残る(Caw-Blade、殻、ヴァラクート)
4.サイズ差で負け始める(緑白ビート、殻デッキ、ヴァラクート)
こうなってしまうと低マナ速攻デッキでは勝ち目がないので、これらへの対策がサイドボードから必要になるという結論になります。
1.相手の勝ち手段が間に合ってしまう
この対策は流されない強化リソース(清浄な名誉)から再度クリーチャーを連続展開してプレッシャーをかけるしかありません。双子は特殊な相手で「コンボ成立」を阻害するリソースを並べつつインスタント除去を構える展開になります。
2.盤面を制圧される
これらのデッキでは全体除去が4マナ程度と重いため、返しのターンで相手が致命的となるリソースが展開できるかどうかが鍵になります。マストカウンターをサイドボードから増やすのが重要です。
3.相手に有利なリソースだけが残る
こっちは「そのリソースを壊す」ことで相手の勝ちを遠くしながら粘り強く再展開することになります。運が良いことに白という色はクリーチャー、エンチャント、アーティファクト、プレインズウォーカーには比較的簡単にアクセスできる色なので、それらのカードをサイドボードから積み増すことになります。
4.サイズ差で負け始める
中~重量級のビートデッキ相手だと、ただ再展開するだけではサイズ負けすることは明らかです。ピン除去も相手の数が多いと効果は限定的で、2戦目以降にもっとも苦手とする展開になります。サイドボードからは大型クリーチャーやクリーチャー強化装備を投入することになります。
そして、現段階の暫定サイドボードはこちら
3 存在の破棄
3 天界の粛清
3 倦怠の宝珠
3 饗宴と飢餓の剣
3 ファイレクシアの変形者
破棄、粛清は相手の勝ち手段を「追放」することができる良カードです。これでエンチャント、アーティファクトにタッチできるカードが60枚中10枚になりますし、粛清は双子コンボを止めることができる貴重なインスタントです。
宝珠は双子、ヴァラクート、殻、CawなどのTier1デッキに効果があります。
・双子:詐欺師の総督トークンからアンタップできません。
・ヴァラクート:緑タイタンから土地が出ません(殴られるとアウト)。
・殻:多くのクリーチャーで戦場投入誘発ができません。
・Caw:鷹が増えません。
残念なのはこちらの「レオニンの遺物囲い」も動かなくなることです。
緑黒剣はそれ自体のポテンシャルが高く、全体除去の返しで出せるとその後のクリーチャーがほとんどマストカウンターになります。また、プロテクション緑があるため緑の大型クリーチャーにサイズ負けした場合にも、装備の付け替えをしつつダメージを刻むことができます。1本目でアーティファクトを1枚も見せないので相手の警戒が緩むことも期待しています。
変形者はある種「ジョーカー」的な存在です。Cawの剣をコピーしたり、双子の呪文滑りをもらってきたり、ヴァラクートの緑タイタンをコピって地盤の際を2枚引っ張ってきたり、従者+遺物囲い+変形者で無限ライフを得てみたり。普通に相手のデカブツと睨み合ったり、状況は少ないですがレジェンド対消滅なんかもあります。
サイドボードにはもう少し別のアプローチもありますが、それは今週末の富士登山が終わってから。
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